千葉商科大学では、総合政策学部 政策情報学科の学生が、千葉県鎌ケ谷市出身の幕末の志士、澁谷総司(しぶやそうじ)を紹介する音声ガイド付き街歩きツアーの配信を開始した。
政策情報学科は、地域の歴史や文化を学び地域がもつ魅力を発信することで地域活性化に貢献することを目指している。2021年12月には千葉県鎌ケ谷市と包括協定を締結し、地域紹介冊子の制作やプロモーションイベントの企画・運営などに取り組んでいる。
そこで今回、政策情報学科の「地域政策」「地域経営」「政策メディア」という学びの特長を融合させ、鎌ケ谷市の隠れた魅力を発信するため、Sound AR™サービス「Locatone™(ロケトーン)」※を活用した音声ガイド付き街歩きツアーの配信を開始した。
「Locatone™(ロケトーン)」とは、ソニーが開発したSound AR™(現実世界に仮想世界の音が混ざり合う新感覚の音響体験)を楽しむためのサービス。ツアーを開始し、マップ上にある特定のスポットを訪れると、位置情報に連動して自動的に音声や音楽が聞こえる。音を聴きながら街をめぐることで、街の新しい魅力や楽しみ方を発見することができる。
街歩きツアーの体験エリアは、鎌ケ谷市佐津間地区(スタート地点:鎌ケ谷市北部公民館)で、コースは3種類。澁谷総司の生涯とその足跡をたどる「幕末の志士澁谷総司~その真相に迫る~」(所要時間:20~30分)、中世の佐津間城の一部をアプリ内に復元し、クイズも交え、歴史・文化について解説する「澁谷総司と巡る 中世~近代の佐津間村」(所要時間:60分~120分)、そして、近日公開予定の「クイズで巡る佐津間地区!」(所要時間:30分~40分)。マップ上の指定されたスポットを巡り、ARカメラを起動すると実際の風景に澁谷総司が登場。一緒に写真撮影もできる。なお、体験の際は、スマートフォン・イヤホンを持参。Locatone™アプリのダウンロードが必要。体験料は無料。
※「Sound AR™」および「Locatone™」はソニーグループ株式会社またはその関連会社の商標
参考:【千葉商科大学】学生がSound AR™サービスで鎌ケ谷市の歴史を紹介! 幕末の志士と巡る街歩きツアーを制作(PDF)