変化する世界情勢にあわせて柔軟な留学プログラムを

今回立ち上げたオンライン留学は、単なる緊急時の代替プログラムではない。
ポストコロナを見据えて、渡航を伴う従来型の海外留学とオンライン上で海外の大学の教員や学生と共に学び合うことを融合させる、立命館大学が考える新しい国際教育のスタイル「スマート・グローバル・ラーニング」構想の一つだ。

SNSが普及し、ネット上での交流は当たり前となった今も、「留学」とは、海外へ渡り、人と出会い、語り合ったりする、その経験にこそ価値があると考える学生は思いのほか多い。それは一つの事実として、真摯に受け止め、リアルな留学の再開に向けた取り組みにも、もちろん力を入れいく。しかし、低コストで、場所の制約からも開放されるオンライン留学は、経済的に厳しい学生や、健康上の不安を抱えている学生、長期で正課カリキュラムから離れることが難しい理系の学生など、これまで留学に躊躇していた学生にも、グローバルな学びを享受する機会が提供できる。

学生には、リアル、オンラインを問わず柔軟な姿勢で「留学」という機会を活かしてもらいたいと言う羽谷准教授。刻々と変化する世界で、日本の大学の国際化をリードする大学として、今後も立命館大学の新たな留学スタイルへの模索は続く。

オンライン留学 “私は、ここで、世界とつながる”
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立命館大学 スマート・グローバル・ラーニング構想
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立命館大学

グローバル・アジア・コミュニティに貢献する多文化協働人材の育成

1900年創立、中川小十郎の精神を引き継ぎ、建学の精神である「自由と清新」のもと、グローバルな存在感をもち、地域に根ざした私立総合大学です。「未来を信じ、未来に生きる」の精神をもって、確かな学力の上に、豊かな個性を花開かせ、正義と倫理をもった地球市民として活躍[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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