上智大学では、2021年10月20日に、アミーナ・モハメッド国連副事務総長による特別講演会をオンラインで開催する。国連要職者の講演会としては、2017年に上智大学を訪問したアントニオ・グテーレス国連事務総長、2018年のマリア・エスノピザ国連総会議長に続く特別企画となる。
アミーナ・モハメッド氏は、2017年3月に事務総長に次ぐ国連ナンバー2である副事務総長に就任した。前職ではナイジェリアの環境大臣を務め、自然環境保護と持続可能な開発に向けた資源の保全に注力し、同国の気候変動対策を指導した。また、国連のポスト2015開発アジェンダ担当特別顧問として、当時の潘基文国連事務総長を補佐し、SDGsが初めて明記された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の合意に大きな役割を果たしたことでも知られている。
今回の講演会では「SDGs実施へのグローバル課題」をテーマに、世界が共通して抱える課題を中心に講演する。持続可能な開発目標(SDGs)の設計段階から関わるモハメッド氏から、SDGs達成に向けた強い決意と想いを直接聞くことができる貴重な機会となる。
講演会はZoomウェビナーを利用したオンライン型で、10月20日(水)日本時間21時~22時に開催する。言語は英語で、日本語の同時通訳つき。事前に申し込めば誰でも無料で参加できる。