東京経済大学の教職員で構成される有志団体「女子学生支援プロジェクト」は、2021年10月に続き、女子在学生にむけ生理用品配付を行っている。コロナ禍による学生支援の一環。
社会問題として「生理の貧困」が可視化され、多くの教育現場で支援の動きが広がっている。東京経済大学でも2021年6月に女性教職員の有志でプロジェクトを立上げ、長引くコロナ禍での貧困やジェンダーギャップ解消にむけ動き出した。専任教職員だけでなく、理事や非専任の教職員、派遣スタッフ、この話を聞いて支援を申し出てくれた教職員の家族等からのカンパで生理用品を購入し、無料で配付する。
2回目は2021年11月15日(月)から3日間で、配付は昼休みの時間を利用して女子職員や学生ボランティアが行った。東京経済大学に在学する女子学生なら誰でも期間中1回受け取れるようにしたところ、2日間で80名程の学生が受け取ったという。
東京経済大学ではこのほかにも、生協購買部と協力して一人暮らしや生活が困窮している在学生に食料品を配付するフードバンク事業を行うなどの学生支援を行っている。