神戸国際大学では、25年前に震災を経験した神戸市に所在する大学として、毎年1月に防災減災セミナーを行い、防災・減災について地域住民と一緒に考える機会としている。第6回となる2022年は、『災害時のグリーフケアについて』をテーマに学生団体「防災救命クラブDPLS(ディプルス)」の主催で1月9日(日)に開催する。

 リハビリテーション学部が中心の学生団体「防災救命クラブDPLS」は2009年、救急法講習や防災活動を通じていのちの大切さを市民に啓発することを目的に発足。主に学内外での救急法講習会実施や東灘区救急フェアなどの地域イベントへの参加などを行っている。

 1月9日(日)のプログラムは神戸国際大学 キリスト教センターチャプレン・河村博之氏による「キリスト教の視点と実践から」、緩和ケア認定看護師でコウダイケアサービス株式会社 看護小規模多機能型居宅介護「うさぎの丘鈴蘭台」管理者の藤原志寿子氏による「終末期の心のケア」、神戸赤十字病院 心療内科部長の村上典子氏による「災害における遺族支援」と、3氏による講演が予定されている。

 当日は、神戸国際大学 2号館4階「ミカエルホール」にて、13:30~15:00 (開場13:00)で行う。入場は無料。新型コロナウィルス感染対策の観点から、来場希望者は2022年1月7日(金)までに専用フォームから申し込む必要がある。

参考:【神戸国際大学】2022 年 1 月 9 日(日)に地震津波に向けた防災・減災セミナー 『災害時のグリーフケアについて』を実施します

神戸国際大学

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2023年に創立55周年を迎える神戸国際大学。開設当時より少人数制教育を行い、キリスト教主義にもとづいた人間形成と国際教育を重視しています。現在、経済学部・リハビリテーション学部の2学部3学科構成。国際化が進む中、グローバルに活躍できる人材の育成を目指していま[…]

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