首都大学東京は2020年の東京五輪期間中、原則として授業や試験を実施しないことを決めた。学生が大会に参加、観戦しやすくするための措置で、開催地の公立大学としてボランティアの支援拡充を推進する狙いもある。

首都大学東京によると、東京五輪の開催期間になる2020年7月24日から8月9日は通常の学年歴だと期末試験の時期だが、特別措置で学年歴を変更して授業や試験を実施しない。これに伴い、授業開始日の繰り上げや祝日授業を実施して大半の期末試験を五輪開会前に終了できるよう前期日程を調整する。
五輪終了後の8月25日から9月6日に開催される東京パラリンピックは、夏季休業中に当たることから、特別措置を講じない。

 地元での五輪開催というまたとない機会を生かし、学生が会場で五輪観戦できるよう配慮するとともに、大会に関係するボランティア活動に1人でも多くの学生が授業や試験を気にせず、参加できるようにするのが狙い。

 首都大学東京は開催地の東京都が設立した公立大学として、スポーツの普及振興だけでなく、ボランティアの支援拡充、学際的な研究の充実などさまざまな点で大会の成功とレガシーの継承に貢献したいとしている。

首都大学東京

学問の力で、東京から世界の未来を拓く

東京都立大学は、2020年4月に大学名称を、「首都大学東京」から「東京都立大学」に変更。東京都が設置する唯一の総合大学として、世界トップクラスの大学であり続けるため、教育、学術研究はもとより、国際化、ダイバーシティ、社会貢献などの分野においても、環境の整備を続[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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