千葉商科大学と株式会社千葉興業銀行は、2022年11月24日(木)に連携協力に関する基本協定を締結した。協定を通じて学術・文化の振興と活力ある地域社会経済の形成、教育研究活動の進展を図り、地域社会へ貢献する。
千葉商科大学は日本初の「自然エネルギー100%大学」として脱炭素に向けた取り組みを行い、SDGs行動憲章を策定して社会に貢献するために教育研究、地域貢献活動を推進している。一方、千葉興業銀行は、2021年に「ちば興銀サステナビリティ・ステートメント」を公表。重点項目として「産業の活性化と千葉の魅力創造」「千葉の未来を担う人材の育成」「安心して暮らせる豊かな千葉の実現」に取り組んでいる。
会計教育に力を入れている千葉商科大学は千葉興業銀行を含む金融機関へ多くの人材を輩出しており、今回の連携協定により、実務に基づく金融知識修得のための講座を開設するとともに、相互がもつ人的・知的資源を活用して地方創生・地域活性化に資する取り組みを実施する。両者はこれらを通じて、千葉県をはじめとする地域経済の発展、さらにはSDGs達成や社会課題の解決に貢献していく。
主な連携内容は、以下の通り。
1.教育及び教育コンテンツに関する事項
2.地方創生・地域活性化に資する取組みの支援
3.研究・情報交流による地場企業の競争力の強化・発展支援
4.研究成果の事業化、コンサルティングによるベンチャー企業の育成
5.インターンシップの実施及びキャリア教育支援による人材育成
6.相互研修による資質、能力の向上
7.その他目的達成に必要と認める事項