日本工業大学は、高校生が社会課題解決のアクションアイデアを考えるコンテスト「SDGs QUESTみらい甲子園」において、埼玉県大会のゴールドパートナーとして協賛する。

 「SDGs QUESTみらい甲子園」とは、高校生が社会課題解決のアクションアイデアを考えるコンテスト。高校生がチームを組んで主体的にSDGsを探究し、様々なアクションアイデアを創出し、発表する。高等学校の新学習指導要領に記載されている「持続可能な社会の担い手」を育成するため、高校生たちに社会課題解決に向けたSDGs目線での活動促進を目指している。

 2023年度は32都道府県19エリアで開催され、4,800校が対象。日本工業大学はこうした趣旨に賛同し、高校生のSDGsや環境保全に対する意識向上の取り組みに協力したいとの強い想いから、地元埼玉県大会のゴールドパートナーとして協賛することとなった。

 日本工業大学では2001年のISO14001の認証取得以降、全学で環境保全活動を推進している。これを継承・発展する形で、近年はSDGs活動に積極的に取り組んでおり、教職員や学生に対し関連研究や関連活動を推奨している。また一方、「持続可能な社会を創る」ために工学の果たす役割が大きいという観点からも、「実工学教育」を掲げる日本工業大学が「SDGs QUESTみらい甲子園」に参画する意義があると考えている。竹内貞雄学長は「高校生たちには、SDGs QUESTみらい甲子園を通してテクノロジーを活かす手がかりに気付いてほしい」と期待を寄せている。

 埼玉県大会は2024年2月19日に最終審査が行われ、各賞が決定。3月10日に埼玉県大会ファイナルセレモニーとして表彰式などが行われ、日本工業大学も企業賞を授与することになっている。

参考:【日本工業大学】SDGs QUESTみらい甲子園 埼玉県大会のゴールドパートナーとして協賛

日本工業大学

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1967年に開校した日本工業大学は、専門的な実験・実習・製図科目を初年次から履修させるなど、独自の「実工学」の学びを展開しています。現在は、基幹工学部・先進工学部・建築学部の3学部7学科2コース編成で、伝統の実工学教育を継承・発展。実工学教育のさらなる深化を目[…]

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