スキンケア情報サイト「メンズスキンケア大学」を運営する株式会社リッチメディアは、日本最高峰の東京大学男子学生と、その比較対象として“おしゃれな”イメージのある青山学院大学、慶應義塾大学男子学生のスキンケア事情を調査した。

 調査対象は、東京大学の文系3年生の男子学生50人と、“おしゃれな”イメージのある青山学院大学と慶應義塾大学の文系3年生各50人の計150名。

 東京大学、青山学院大学、慶應義塾大学の3大学の中で、「スキンケア(化粧水、乳液などで顔や肌の保湿をする)」に気を使っている男子学生が多いイメージの大学を1校だけ選んでもらうと、「青山学院大学」が最も高く64.7%、それに対し「東京大学」はわずか2.0%だった。しかし、「実際にスキンケアを実践しているか?」を聞くと、「東京大学」のスキンケア実践率は72.0%で、イメージに反して7割の学生がスキンケアをしている実態があることがわかった。ちなみに他の2校の実践率は「慶應義塾大学90.0%」、「青山学院大学78.0%」。

 スキンケアを実践していると答えた学生にスキンケアをするようになった理由を聞くと、「身だしなみとして必要だと感じたから63.3%」、次いで「女性目線が気になり始めたから24.2%」、「周りの友人が気遣っているため11.7%」、「彼女ができたから」と「母親に言われたため」は同率6.7%だった。各大学ともスキンケアを行う理由として、「身だしなみとして必要」がトップとなり、“イマドキ”の男子学生にとってスキンケアは特別な目的意識を持った行為ではなく、当たり前の習慣・文化として根付いてきているようだ。

 さらに大学別に見ると、「慶應義塾大学」は「身だしなみとして必要」のポイントが3大学で最も高く68.9%だった。「青山学院大学」は「女性の目線25.6%」、「彼女ができたから10.3%」のポイントが、「東京大学」は「周りの友人が気遣っている16.7%」が3大学で最も高かった。同じスキンケアでも、“身だしなみを意識する慶應義塾大学”、“モテたい青山学院大学”、“友達を見て気付く東京大学”という傾向があるようだ。
 
 このほか、スキンケア以外の身だしなみとして「ファッション」に気を使っているイメージが高い大学を1校だけ選んでもらった結果、スキンケアと同様、「青山学院大学70.0%」がトップ。続いて「慶應義塾大学27.3%」、そして「東京大学2.7%」は圧倒的に最下位だった。しかし、「実際にファッションに気を使っているか?」を聞くと、「青山学院大学」と「慶應義塾大学」は同率94.0%、「東京大学」も88.0%が気を使っていると回答し、イメージと大きなギャップがあることがわかった。

参考:【株式会社リッチメディア】 駒場祭直前。東京おしゃれ二大強豪校(慶應大学、青山学院大学)と比較 東大男子のスキンケア実態(PDF)

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