金沢工業大学は、2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震において、災害救助法が適用された地域に居住する被災した志願者に対して、本人からの申し出により、検定料については徴収しないことを発表した。

 検定料が無料になる対象の入試は、一般試験A、一般試験B、一般試験B・共通テストプラス、大学入学共通テスト利用A、大学入学共通テスト利用B、大学入学共通テスト利用C、自己推薦試験。対象地域は、新潟県、富山県、石川県、福井県の35市11町1村(詳細は内閣府HPで要確認)。

 また、1月22日(月)17時まで出願を受付けている「一般試験A」は、全国26会場で実施するため、最寄りの試験地で受験できる。「大学入学共通テスト利用A」に同時出願することで、特別奨学生制度の選抜対象となる。出願受付期間は2024年1月22日(月) 17時まで。試験地は金沢(本学)、札幌、仙台、山形、高崎、さいたま、千葉、東京、新潟、富山、福井、長野、岐阜、静岡、浜松、名古屋、津、京都、大阪、姫路、松江、岡山、広島、高松、福岡、那覇。試験日は2月1日(木)、2月2日(金)、2月3日(土)、2月4日(日)のいずれかの試験日を選択し出願することや、複数日を選択し出願することもできる。

 金沢工業大学は1月2日に第一報としてキャンパスに被害がないことを報告。1月10日には大澤 敏学長が動画メッセージをホームページに掲載。扇が丘キャンパス自習室(365日24時間オープン)の状況を動画で紹介し、被害がなく勉強に励む学生たちの様子とともに、安心して学習できる環境が整っていることを伝えた。1月15日、16日には通常授業が始まったキャンパスやキャンパスレストランの様子を動画で紹介している。

参考:【金沢工業大学】令和6年能登半島地震に関して

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