学校法人純真学園は、2024年年2月20日の理事会・評議員会において、純真短期大学(福岡県福岡市)の2025年度以降の学生募集を停止することを決定した。

 純真短期大学は、文教地区として名高い筑紫丘エリアにあり、福岡市の中心地「天神」からキャンパスまで、特急・急行電車と徒歩で約12分という好立地。西鉄大牟田線「大橋」駅を最寄りとするキャンパス敷地内には、純真短期大学の他、純真学園本部、純真学園大学、純真高等学校、女子寮、純真の丘保育園などがある。

 医学博士であった福田昌子女史を設立者として、1957(昭和32)年、福岡市南区に福岡市で初めての女子短期大学として開学した。その後時代の流れを見据えて男女共学の短期大学へとかたちを変えながら、学園訓の「気品」「知性」「奉仕」の精神を備えた“純真なひと”の育成教育を行ってきた。これまで約14,000名の卒業生を輩出し、社会の様々な分野で活躍している。

 一方、18歳人口の減少や四年制大学志向の強まりなど、近年の社会状況の変化による影響は極めて大きく、全国的に短期大学への志願者が大幅に減少する中、純真短期大も例外ではなく志願者及び入学者の減少が続いており、2024年度入学生を最後に、2025年度以降の学生募集を停止することになった。2024年度入学生を含めて、全ての在学生に対する学生生活、教育、資格取得、就職等の援助は従来どおり行う。

参考:【純真短期大学】純真短期大学 2025(令和7)年度以降の学生募集停止について

大学ジャーナルオンライン編集部

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