順天堂大学と日本女子大学附属高校(神奈川県川崎市)は高大連携に関する協定を締結した。日本女子大学附属高校は卒業生の75%が日本女子大学に内部進学しているが、同大学にない医療系学部への進学を希望する生徒たちのため、順天堂大学教員による出張授業の実施をはじめ、教育に関する情報交換や生徒・学生・教員の交流などを計画する。
順天堂大学、日本女子大学附属高校によると、連携協定の調印式は東京都文京区の順天堂大学本郷・お茶の水キャンパスであり、順天堂大学の新井一学長、日本女子大学附属高校の薄由美校長が協定書に調印した。
協定の内容は
・教育についての情報交換
・教員および学生、生徒の交流
・順天堂大学教員による日本女子大学附属高校での特別授業実施
-など。双方の教育を活性化させるとともに、日本女子大学附属高校生の順天堂大学進学に道を開くことを目指す。
2024年度からは早速、順天堂大学医学部の教員による特別授業や、土曜日や長期休暇に実施している特別講座「知の泉」において薬学部、健康データサイエンス学部の教員による講座が予定されている。
順天堂大学は「医療をはじめとする健康分野を追究している本学との連携で生徒たちが将来の目標や希望をかなえるための発見をし、探究への動機づけとなることを期待する」としている。
参考:【日本女子大学付属高校】順天堂大学と日本女子大学附属高等学校が高大連携に関する協定を締結 医療をはじめとした健康分野での教育に係わる交流や連携を図る
【順天堂大学】日本女子大学附属高等学校と高大連携に関する協定を締結しました