2024年5月30日(木)、東京経済大学は国分寺地域推進協議会と共催して、「国分寺市GXスタートアップシンポジウム」を開催する。

 東京経済大学が所在する東京都国分寺市は、2050年までに温室効果ガス実質排出量ゼロをめざし、2024年4月に「ゼロカーボンシティ」を表明しており、シンポジウムでは、国分寺に関係する産官学民が一体となり、地域におけるカーボンニュートラルと経済成長を両立させるための戦略や、都市部におけるグリーン・トランスフォーメーションについて多様な視点から考察する。参加は無料で、定員150名の事前申込制。

<国分寺市GXスタートアップシンポジウム>
【日時】2024年5月30日(木)16:15~18:30
【会場】cococbunji WEST 5階 リオンホールA・B
【申込】東京経済大学公式サイト(https://www.tku.ac.jp/event/2024/2024-0424-021.html)
【内容】
▼第1部(基調講演)
研究者講演:
「GXの波をいかに大変革につなげるか」
東京経済大学経済学部 周牧之教授
企業講演:
「地域の強みを生かしたGX推進に向けて~「こくベジ」とのコラボ~」
東京ガス株式会社地域共創カンパニー東京西支店長 宇賀神俊介氏
「健康で豊かな「農」を基にしたまちづくりをめざして」
東京むさし農業協同組合国分寺地区統括支店次長 土屋健一氏
▼第2部(パネルディスカッション)
「都市農業×GX ~こくベジからのゼロカーボンシティ戦略」
モデレーター:
東京経済大学経済学部 尾崎寛直教授
パネリスト:
・株式会社日立製作所研究開発グループデザインセンタ社会課題協創研究部リーダ主任研究員 森木俊臣氏
・国分寺市役所政策部政策経営課環境経営担当 藤原大氏
・東日本電信電話株式会社ビジネスイノベーション本部まちづくり推進部カーボンニュートラル推進担当部長 中川応能氏
・国分寺中村農園こくベジプロジェクト検討会議会長/国分寺ファーマーズ・マーケット運営協力会会長 中村克之氏

※GX(グリーン・トランスフォーメーション)とは
産業革命以来、近代化を牽引してきた化石燃料中心の経済社会および産業構造が、地球環境問題の到来のもとで行きづまり、大きな転換を迫られている。持続可能な発展のためには、自然エネルギーの主流化、資源循環やゼロエミッション、地域内経済循環など、経済社会システム全体の変革を通して「ゼロカーボン社会」を目指していく必要がある。この世界的な大きな潮流がGX(グリーン・トランスフォーメーション)である。

参考:【東京経済大学】第10回東京経済大学・国分寺地域連携推進協議会フォーラム「産官学民の協創による脱炭素地域戦略~国分寺からの発信~」

大学ジャーナルオンライン編集部

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