麗澤大学は、2019年度も継続して、英語教員志望の学生有志による中学生対象の英語学習支援プログラムを実施する。

 本プログラムは、麗澤大学の英語教職課程を履修している大学生が、大学近隣の中学校に通う生徒を対象に、英語の楽しさを伝えようと大学内で英語学習支援を行うプログラム。2015年から継続的に実施しており、協力中学校においても本プログラムの認知度が高まっている。教える大学生たちは、1回80分・全9回のプログラムを自主的に運営。実習経験の機会となるボランティア活動を社会貢献に繋がる活動へと成長させている。プログラムの運営を行った大学生のうち、2017年度は千葉県3名、2018年度は茨城県1名、千葉県1名が教員採用試験を突破した。

 2018年度前期(2018年5月24日~7月19日)に行ったプログラムには、2校の中学校から総勢30名が参加。コンセプトを「英語で考え、英語で気づく」に設定。英語を日本語に置き換えて考えるのではなく、英語を英語のまま捉えられるようになることを目標とし、中学校の授業時間枠ではフォローしきれない面にフォーカスし、生徒自身の気づきを大切に、speakingとwritingも取り入れた学習支援を行った。参加した生徒からは「とても分かりやすい授業だった」「楽しかった」など、 アンケートでも8割以上が満足と回答した。麗澤大学では、2019年度も近隣の中学生を対象に英語学習支援プログラムを行う。

参考:【麗澤大学】2019年度前期 麗澤大学英語学習支援プログラム参加お申込みフォーム

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大学ジャーナルオンライン編集部

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