金融業界およびコンサルティング業界を中心とした転職支援サービスを手掛けるアンテロープキャリアコンサルティング株式会社は、自社の転職支援サービスを通じて転職に成功した人の出身大学に関する調査を行いました。その結果、1位慶應義塾大学、2位早稲田大学、3位東京大学が転職成功者の多い上位3校となりました。
調査方法は、アンテロープキャリアコンサルティング株式会社が設立した2002年から2015年10月までの転職支援サービス登録者を対象とし、アンテロープキャリアコンサルティングを通じて志望企業から内定を受け入社することができた登録者の出身大学を集計しました。大学院出身者も同一大学としてカウントし、海外の大学については対象としていません。また、登録時に入力されたデータを基に集計したため、正確性の検証などは行っていないということです。
調査の結果、転職成功者出身大学トップ10は、1位慶應義塾大学(18.8%)、2位早稲田大学(14.7%)、3位東京大学(10.1%)、4位一橋大学(5.5%)、4位京都大学(5.5%)、6位中央大学(2.8%)、6位立教大学(2.8%)、8位横浜国立大学(2.5%)、9位東京工業大学(2.3%)、10位上智大学(2.0%)、10位明治大学(2.0%)となりました。上位3校だけで、全体の半数近くの43.6%、上位5校では、全体の半数以上の54.6%、また、上位10校では全体の約7割にあたる69.0%を占め、全大学が90校であることを考えると、顕著な偏りがある結果となりました。