日本英語検定協会は、2019年7月2日に発表した、大学入試英語成績提供システムに対応する「英検2020 1day S-CBT(英検2020 1day)」の実施概要につづき、7月12日、最新情報として、2019年度高校3年生(既卒生含む)で、2020年度の大学入試で進学先が決まらなかった人への対応について発表した。

 前回発表された実施概要によると「英検2020 1day S-CBT」の2020年度第1回検定(2020年4月・5月・6月・7月実施)は、2019年9月に予約申込、2020年2月に本申込を行う。第2回検定(2020年8月・9月・10月・11月実施)は、2020年1月に予約申込、6月に本申込を行うことになっている。ここで生じる問題は、第1回検定の本申込が2020年2月、第2回検定の予約申込が2020年1月と、まさに大学受験シーズンのピークにあたる。さらに、2020年1月、2月では、2019年度の高校3年生(既卒生)は進学先が決定していない状況となる。

そこで、大学入試の合否が決定する2020年3月下旬から4月上旬にかけ、進学先が決定しなかった2019年度の高校3年生(既卒生)を対象に「英検2020 1day S-CBT」の「第2回検定(通常2020年1月申込)」の予約申込を行うことにした。つまり、2019年度の高校3年生(既卒生)は2020年度に進学先が未定となった場合を想定し、2019年9月の「英検2020 1day S-CBT」の予約申込をしておく必要はないということだ。

 日本英語検定協会では、今後も2019年度の高校3年生(既卒生)への対応など、「英検2020 1day S-CBT」について詳細が決定次第、随時HPで発表してく予定。

参考:【日本英語検定協会】2020年度「英検2020 1 day S-CBT」における、2019年度高校3年生(既卒生含む)の皆さまへの対応について

大学ジャーナルオンライン編集部

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