TOEFL®テスト日本事務局と海外ボランティア・海外研修等を手がける国際教育交流団体の一般社団法人CIEE国際教育交換協議会は、2020年1月9日、TOEFL®テストの「受験者向けWebサイト」を全面リニューアルした。

 
 TOEFL iBT®テストは、留学だけでなく日本国内の大学においても活用が年々増加している。CIEE国際教育交換協議会が全国の大学を対象に行っている定期調査によると、大学入試でのTOEFL iBT®テストスコア活用校数は、調査を行った2015年と2018年では80校増加した。また2018年にはTOEFL iBT®テストスコアを「利用する」の割合が60.2%になり、「利用しない」を上回っている。さらに一般入試での利用は、2012年調査時が11校だったのに対し、2018年は133校と、10倍以上となっている。

 このような背景から、受験者にTOEFL®テストについてより広く深く理解してもらうため、日本事務局が受験者向けWebサイトをリニューアル。TOEFLテストの基本情報に加え、学習法、リサーチ資料、日本の高校・大学における活用状況などのコンテンツの充実を図った。

 また、分かりやすさや使いやすさの向上を目指しデザインも刷新。パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットなど多様なデバイスに対応するWebデザインを採用した。さらに、受験者対象の各種イベントの情報を見つけやすくしたほか、受験者向けのWebサイトと団体・教職員向けのWebサイトの共通トップページを「総合トップページ」として新たに追加している。 

 今後もコンテンツの拡充に図り、利用者に役立つ情報の発信とともに、使いやすいWebサイトを目指して改善に取り組んでいく。

参考:【一般社団法人CIEE国際教育交換協議会】より使いやすく、確かな情報を!TOEFL®テスト日本事務局が運営する「受験者向けWebサイト」が全面リニューアル

大学ジャーナルオンライン編集部

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