2020年4月6日、早稲田大学の田中愛治総長は、各キャンパスの立ち入り禁止を発表した。禁止期間は4月8日~21日まで。5月11日のオンライン授業開始を準備しつつ、ここ数日間の都内の新型コロナウイルス感染症の急速な拡大に対応する。キャンパス立ち入り禁止期間中、職員は在宅勤務、教員は在宅研究とする。

 キャンパス立ち入り禁止について、学生だけでなく一般市民や卒業生など多くの人が集まる場でもあるキャンパスを提供することが、感染拡大を助長する一因になりかねないとして決定した。期間中は北九州キャンパスを除くすべての施設への立ち入りを禁止する。

 早稲田大学は、これまで新型コロナウイルス感染症拡大に際し、学生・教職員の健康と生命を守り、どのような環境であっても教育・研究・運営の活動を続けていくことを最優先課題としてきた。しかし昨今の状況の変化を踏まえ、現時点で一時的に各キャンパスを立ち入り禁止とし、教職員の基本的な活動を在宅で行うことを決めたという。

 なお、状況によっては期間の延長も検討する。

参考:【早稲田大学】早稲田大学における在宅研究・在宅勤務開始のお知らせ それに伴うキャンパス立入禁止について

早稲田大学

研究・教育・貢献を3本柱に、「世界で輝くWASEDA」をめざし改革

早稲田大学は、「学問の独立・学問の活用・模範国民の造就」の3つの建学の理念に基づき、答えのない課題に挑む礎となる力を全学生が磨ける比類ない環境を整備。揺るぎない国際競争力を備えた世界トップクラスの大学「世界で輝くWASEDA」をめざし、「研究の早稲田」「教育の[…]

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