関西大学社会安全学部の元吉忠寛教授が新型コロナウイルス感染を防止する生活様式についてインターネットで聞き取り調査したところ、女性が男性より新型コロナ対策を意識した行動をしていることが分かった。元吉教授は「男性は感染症リスクとつき合う新しい生活様式をもっと意識すべきだ」と指摘している。

 調査は緊急事態宣言が全国で解除された直後の5月26、27の両日、東京都、大阪府、岩手県の成人1,200人を対象に実施した。内訳は3都府県それぞれ400人で、男女200人ずつ。

 それによると、3密(密集、密閉、密接)を避ける行動については、「ややあてはまる」「とてもあてはまる」と答えた人が83.3%、咳エチケットの徹底については80.4%、外出時や会話時のマスク着用は77.2%と多くの人が実行していた。

 これに対し、手洗いに水とせっけんを使用して30秒ほどかけているかについては59.8%、会話時に真正面を避けることについては40.8%、帰宅時の洗顔は25.1%にとどまっている。

 さらに、11項目の行動のうち9項目で女性が男性より実行している割合が多く、女性の方が新しい生活様式をより強く意識していることがうかがえた。

 東京都、大阪府、岩手県の3都府県で比較すると、新しい生活様式を実行している人の割合は東京都が最も多く、大阪府は少し低かった。新型コロナの感染者が出ていない岩手県は、東京都や大阪府よりさらに低かった。

参考:【関西大学】新しい生活様式に対する実態が明らかに ~ 男性には新しい生活様式の実行がより求められると指摘 ~(PDF)

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大学ジャーナルオンライン編集部

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