インターンシップ就職情報サイト「あさがくナビ2022」を運営する株式会社学情は、インターンシップの在り方が見直されていることを受け、2022年卒学生に、インターンシップに関するアンケート調査を実施した。有効回答1,436名。

 調査によると、「インターンシップ先を選ぶ基準」については、「志望業界である」が77.2%(2019年対比+16.8ポイント)でトップ、次いで、「インターンシップの内容が面白そう」58.8%(+8.1ポイント)、「入社したい企業である」55.2%(+22.7ポイント)となった。中でも、2019年の調査から大きく回答数を伸ばしたのが、「選考での優遇」と「内定直結」。「インターンシップ参加により、その後の選考等で優遇される43.0%」が2019年対比3.28倍、「内定に直結するインターシップを行っている34.2%」が7.27倍となり、選考で有利になるインターンシップに参加したいという意向が伺える。

 新型コロナウイルスの影響で、2021年卒の採用活動では3月以降、会社説明会の開催を見合わせ、インターンシップの参加者など、3月以前に接触していた学生の選考を進める企業が相次いだ。2021年卒の就職活動の状況を間近で見ていたからこそ、早期から動き、就職活動を有利に進めたいと考える学生が増えていると推察される。経団連が、大学院生から解禁する方向で調整している「インターンシップからの直接選考」の採用は、外資系企業など一部の企業で既に実施されているが、今後急速に「内定直結のインターンシップ」が拡大する可能性がある。

 また、2020年新設の項目として設けた「実際に人事担当や先輩社員と直接会うことができる」「オンラインで参加できる」の項目では、「実際に人事担当や先輩社員と直接会うことができる43.2%」が、「オンラインで参加できる19.7%」を大きく上回り、オンラインよりも直接対話ができるインターンシップに参加したいという学生が多いことが分かった。

 希望するインターンシップの参加期間については、「1日」と「2日~3日程度」がともに65.2%で最多。2019年と比較して増加傾向にあるのが、「2~3日程度」(2019年対比+46.6ポイント)と、「5日~1週間程度」(+30.5ポイント)。「選考で有利になるインターンシップ」の参加希望が増える中、より仕事内容を体験でき、また自身のアピールもできる複数日程のインターンシップが人気を集めていると考えられる。

参考:【株式会社学情】あさがくナビ2022会員対象 2022年卒学生の就職意識調査(インターンを選ぶ基準) 2020年6月版

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大学ジャーナルオンライン編集部

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