日本航空グループのジェイエアは2021年度入社から、パイロットのライセンスを保有しない訓練生を採用する自社養成コースを再開することを決めた。ここ数年は航空大学校や私立大学、民間パイロット養成校などでパイロットのライセンスを取得した訓練生を採用対象としてきたが、中長期的に安定したパイロット採用を目指し、自社養成を再開する。

 日本航空によると、ジェイエアの自社養成パイロット募集枠は若干名で、2021年10月の入社予定。応募資格は2020年4月から2021年3月までに4年制大学か、大学院を卒業・修了する見込みで、応募時年齢が30歳程度まで。大学の学部・学科や国籍、性別は問わない。採用後の訓練はオーストラリアのアデレートと東京地区で行う予定。

 新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、航空業界の新卒採用は大きな混乱に見舞われている。ANAホールディングスは2021年度入社の採用活動で、既に内定を出した専門学校生ら約600人と自社養成パイロット、障害者採用を除いてグループ全体の採用活動を中止することを決めた。スカイマーク、エアドウは2021年度入社の採用を一時中断している。パイロットを養成してきた東海大学は、訓練留学先の米ノースダコタ大学がすべての飛行訓練を中止したのを受け、2021年度の工学部航空宇宙学科航空操縦学専攻の新入生受け入れを中止している。

参考:【日本航空】J-AIR 自社養成パイロット訓練生の採用を開始

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大学ジャーナルオンライン編集部

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