金沢星稜大学経済学部、川澄ゼミナールの学生たちが、北陸先端科学技術大学院大学産学官連携本部主催の「Matching HUB Kanazawa 2020ビジネスアイデア・プランコンペティション(M-BIP)」において、オーディエンス賞など複数の賞を受賞した。
Matching HUB Kanazawaは、新産業の創出と人材育成に貢献することを目的に、企業、公的機関、金融機関、大学(研究者、学生)が多数参加する北陸最大規模の産学官金マッチングイベント。その一環として開催される「ビジネスアイデア・プランコンペティション(M-BIP)」は、IT、ものづくり、サービス、小売販売など業種や事業分野を問わず、学生の自由なアイデアや研究成果をビジネスに活かし、地域の若い力をイノベーションにつなげることを目指す、学生対象のビジネスアイデアコンテスト。
金沢星稜大学では、経済学部の川澄ゼミナール(3年次)で“持続可能な観光地域づくりの方法論”を学ぶ学生たちが、「アプリケーション開発による更なる観光誘致と持続可能な地域経営:消滅可能性都市から持続可能な地域へ」と題してM-BIPへ応募。1次審査と2次審査を通過し、ファイナリストとしてM-BIP最終審査でのプレゼンテーションに臨んだ。その結果、Matching HUB 2020の参加者投票で決定する「オーディエンス賞」、公益財団法人石川県産業創出支援機構(ISICO)の「ISICO賞」、一般社団法人テレコムサービス協会の「テレコムサービス協会賞」を受賞した。
受賞した学生たちからは、「資料作りやプレゼンテーション方法など、自分たちで何度も考え直したり練習したりしたことで、今後のプレゼンテーションや就職活動への自信につながりました」「M-BIPに出場するにあたり、私たちの提案をより良いものに指導やアドバイスをしてくださったゼミの先生や、メンターの方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです」「私たちと同じく文系の学生の他の商品はもちろんのこと、理系の方の商品などは新鮮な気持ちで見ることができ、とても面白かったです」といった感想が聞かれた。
また、参加学生たちは、受賞した「テレコムサービス協会賞」の副賞として、テレコムサービス協会主催のビジネスコンテスト(HIT)の参加権を得たため、今回の経験を活かして、次のコンテストにもチャレンジする予定。
参考:【金沢星稜大学】【経済学部/川澄ゼミナール】Matching HUB Kanazawa 2020ビジネスアイデア・プランコンペティション(M-BIP)で複数受賞