株式会社学情は、企業の採用担当者を対象に、「インターンシップ」をテーマに、インターネットアンケートを実施した。有効回答数1,617社。

 調査によると、2023年卒の採用において、「インターンシップと採用を連携している」と回答した企業が7割を超えた。インターンシップと採用の連携で最も多かったのは、「通常選考で優遇まではしないが、インターンシップ参加者限定の情報提供やセミナー等を実施している」33.5%で、次いで「インターンシップ参加者は通常選考で優遇する」31.9%が続いた。「インターンシップ内で選考・内定出しを行っている」は、8.8%、「インターンシップ参加者と通常受験者との区別はない」は25.8%。インターンシップを実施する企業の大半は、インターンシップと採用を連携していることが分かる。

 2024年卒のインターンシップ実施時期については、「3年生の7月~9月」が44.3%で最多。次いで、「3年生の12月~1月」40.4%。夏休みや冬休みなど、長期休暇の時期に合わせてインターンシップを実施する予定の企業が多い。

 また、低学年(大学1・2年生等)対象のインターンシップ実施状況については、「3年生対象のインターンシップに1・2年生も受け入れている」と回答した企業が44.1%に上った。4割以上の企業は、大学1・2年生にもインターンシップの機会を提供している一方、「1・2年生限定のインターンシップを実施している」と回答した企業は2.1%に留まった。

参考:【株式会社学情】「インターンシップ」に関する企業調査(2022年3月) 

大学ジャーナルオンライン編集部

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