2024年8月1日(木)、千葉商科大学は、学生たちが企画・運営する「わくわくSDGsフェスタ」を開催する。地域の小学生が楽しくSDGsを理解できる工夫が盛りだくさんの内容となっている。

 千葉商科大学では、SDGsの知識や理解を深め、社会的課題を自分事として考え行動できる人材の育成を目的に「チャレンジコンテスト」を実施。学生と教職員が大学全体で具体的な行動を起こすための企画案を全学部から募り、5つの学生チームがプレゼンテーションした。

 このコンテストで大賞を受賞したのが「わくわくSDGsフェスタ」を企画した学生チーム。「地域の小学生や保護者に夏祭りのようなイベントで遊びと食を楽しみながらSDGsを学んでもらいたい」と、実現権利を得てから約1年間、開催に向けて準備を進めてきた。

 「わくわくSDGsフェスタ」は企画した学生チームと学生有志の「わくわくSDGsフェスタ実行委員会」の13名に加え、50名以上の学生ボランティアとSDGsに取り組む14のゼミナール、学生団体の協力で実施する。

 イベント当日、子どもたちはビンゴが印刷されたうちわをもってゲーム、ワークショップ、飲食などのブースを回る。ブースを1つ巡るごとに、ビンゴ、ソーラークッカー体験、VRでSDGs未来都市体験、ハーバリウム作り、落ち葉アート作りなどSDGs17の目標にちなんだ体験ができる。ビンゴを達成した小学生には賞品がプレゼントされる。

 千葉商科大学のSDGsに取り組む各学生団体が数多くコラボレーションし、学生たちは、子どもたちが楽しく遊びながら自然とSDGsを学ぶことができる機会を創出するだけでなく、自分たちの学びにもつなげていく。

<わくわくSDGsフェスタ>
参加団体:齊藤紀子ゼミナール、小口広太ゼミナール、丸浜千紘ゼミナール、後藤一樹ゼミナール、VRチーム、学生団体+C、学生団体SONE、CUC100ワイン・プロジェクト、国府台bee Garden、 釣りサークル、 クリーンアップクラブ、写真部、学生ベンチャー食堂「翔天」、「おむすび 結」
後援:市川市教育委員会 
協力:市川花き株式会社

参考:【千葉商科大学】千葉商科大学学生企画 小学生が楽しくSDGsを理解できる「わくわくSDGsフェスタ in 千葉商科大学」開催(PDF)

大学ジャーナルオンライン編集部

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