関西大学、大阪医科大学、大阪薬科大学は、2018年12月25日、連携協力・推進協定を締結。これまで3大学間で構築してきた医学・工学・薬学・看護学を融合した「医工薬連環科学」分野における教育・研究・社会貢献事業において相互協力を推進していく。

 本協定は、2009年度に採択され、以降10年間継続してきた文部科学省「大学教育充実のための戦略的大学連携支援プログラム」事業を更に発展させ、締結するもの。共同で組織する「三大学医工薬連環科学教育研究機構」を拠点に、医・工・薬学分野の相互理解を助ける教育プログラムの拡充、および学部学生や大学院生を含む若手研究者を交えたフレキシビリティのある共同研究創出の場を醸成し、その成果を社会に還元していく。

 これまで3大学では、2003年から適時学術交流に関する協定や覚書を交わし、教育・研究の発展と充実に向けて取り組んできた。その中で文部科学省事業の採択を機に、3大学で「医工薬連環科学教育研究機構」を立ち上げたほか、2011年から学部学生や大学院生を含む研究者間による活発な研究交流会を毎年実施してきた。また、2016年には、それぞれの大学の特質を生かした連携活動に対し、文部科学大臣表彰科学技術賞(理解増進部門)が授与された。

 今回の連携について、各大学の学長は、以下のようにコメントした。関西大学・芝井敬司学長は「本学の理工系分野の発展はこの交流があってこそであり、医学・薬学分野との融合によって両大学に導いていただいたものだと承知している。今後もお互いに助け合いながら、高度で密接な関係を築いていきたい。」大阪医科大学・大槻勝紀学長「関西大学のモノづくり分野のノウハウと大阪薬科大学の創薬の知識を融合しながら、医工薬連環の研究交流を一層深めて、市民にとっても有益なものを提供していきたい。」大阪薬科大学・政田幹夫学長「 一つの専門分野では何もできない。医薬品医療機器の開発には理工の力が必要。医療の発展には医工薬で手を組まないといけない時代。今後もこの関係を何年も継続していけるように協力していきたい。」

参考:【関西大学】関西大学、大阪医科大学および大阪薬科大学が医工薬連環科学分野における連携協力・推進協定を締結(PDF)

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大学ジャーナルオンライン編集部

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