株式会社スギ薬局は、藤田医科大学岡崎医療センターへ生活支援物資を寄付した。藤田医科大学岡崎医療センターは、新型コロナウイルスの陽性反応があるが発症のない患者と、濃厚接触者の受け入れを行っている。
2020年4月の開業を予定している藤田医科大学岡崎医療センターは、厚生労働省の要請を受け、「ダイヤモンド・プリンセス」号の陽性反応が出るも発症のない乗客乗員及びその同行者(濃厚接触者)128名を2月19日から26日にわたって受け入れた(人数は2月27日15時現在)。開院前のため、医療施設ではなく収容施設として経過観察を行い、感染拡大防止には藤田医科大学の感染専門医師を含めた感染対策チームがあたった。
今回、スギ薬局が支援活動の一環として、岡崎医療センターへ寄付した物資は、除菌スプレー・除菌ウェットティッシュなどの衛生用品をはじめ飲料水、歯ブラシ、ハンドクリーム、ドライヤー、USB充電器、カップ麺類など約100品目。医療センターで経過観察中の方々の滞在生活の支援と、感染対策に携わる医療従事者への一助となるよう4tトラック3台分の支援物資を届けた。藤田医科大学岡崎医療センターにはこのほか、愛知県歯科医師会や多数の企業から支援が届いたという。