麻布大学は、新型コロナウイルス感染症に伴う全学生向けの経済支援策として、学業に必要な資金援助の制度を強化する。

 麻布大学は2020年4月30日から9月22日まで、前期全ての授業を遠隔で行う方針を全学的に決定している。それに伴い、オンライン環境整備の支援策としてノートパソコン及びポケットWi-Fiの無償貸与や、学生1人あたり一律2万円の「学習環境補助(奨学費)」の支給(7月)など学生の学習および経済支援に取り組んできた。

 今回、学生支援の第2弾として、新たに3種類の支援を実施する。1つ目は学びの継続のための「学生支援緊急給付金(給付)」。文部科学省の学生支援緊急給付事業に対応し、修学及び学生生活の継続に経済的に支障をきたす学生を対象に緊急で現金給付の支援を行う。給付額は、住民税非課税世帯の学生が20万円、それ以外の学生は10万円。

 2つ目は大学独自の奨学金「令和2(2020)年度麻布大学緊急特別奨学金(貸与)」で、新型コロナウイルス感染症の影響によって経済的事情で生活が困難となった学生(学部生および大学院生)に対して、特別に貸与する。20万円貸与(先着順30人まで)と5万円貸与(先着順100人まで)の2種類を用意し、選考を経た上で決定する。奨学金の返還は、貸与額20万円の場合、卒業又は修了後5年以内、貸与額5万円の場合、卒業又は修了後2年以内を返還期限とする。

 3つ目は「麻布大学同窓会による学生支援奨学金(給付・貸与)」。麻布大学同窓会から、全学生(同窓会準会員2,572 人)に一律1万円を7月に支給する。また、全学生に向け「少額奨学金」を新設し、使用用途を設けず、上限10万円を貸与する。

参考:【麻布大学】麻布大学、新型コロナウイルス感染症に伴う学生の経済支援について

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麻布大学のルーツは、明治23年(1890年)、與倉東隆によって東京の麻布(現 港区南麻布)に開設された「東京獣医講習所」にさかのぼります。1950年に麻布獣医科大学として開学、1980年に麻布大学に改称。麻布大学では建学の精神「学理の討究と誠実なる実践」のもと[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

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