文部科学省は2020年度の原子力システム研究開発事業で東京大学などが着手する15件を採択した。原子力イノベーションの創出につながる新たな知見を見つけるのが狙いで、一般公募で提案があった64の研究を大学教員や学識経験者で構成する審査委員会で審査した。

 文科省によると、採択された事業は「基盤チーム型」、「ボトルネック課題解決型」、「新発想型」の3つのメニューに分類される。

 基盤チーム型では、東京大学、日本原子力研究開発機構、防災科学技術研究所が進める「原子力構造レジリエンスを向上させる破損の拡大抑制技術の開発」など4件が選ばれた。

 ボトルネック課題解決型では、防災科学技術研究所と横浜国立大学が着手する「地震荷重を受ける配管系の非弾性を考慮した高精度シミュレーションモデルの構築」など4件が採択された。

 新発想型では、理化学研究所、東北大学、木更津工業高等専門学校、宇宙航空研究開発機構、量子科学技術研究開発機構が進める「原子炉中性子リアルタイムモニタリングのための太陽電池型線量計の開発」、東北大学、福井大学、日本原子力研究開発機構、産業技術総合研究所が研究する「人工知能(AI)技術を取り入れた核燃料開発研究の加速」など7件が選ばれている。

参考:【文部科学省】令和2年度「国家課題対応型研究開発推進事業 (原子力システム研究開発事業)」の採択課題の決定について

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大学ジャーナルオンライン編集部

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