実りの多い留学を目指して、少人数、レベル別授業を全6クールで

 新学部は、2年後期からの1年間、海外協定大学への留学※1を軸に、それに向けた徹底した英語力飛躍向上プログラムと、帰国後の英語による実践型の授業などを通じて、卒業までに全員がTOEIC®730点以上を目標にし、なおかつ英語プラスアルファ―の力を身に付けたグローバル人材の育成を目指します。このような仕組み自体は、今やそれほど珍しいものではないかもしれませんが、新学部の真髄は留学前、留学中、留学後の3つのステージのトータル・コーディネーション、それぞれを有機的に関連付けるところにあります。また前半にあたる「英語集中プログラム」では、徹底した関連性が欠かせないと思われます。バラバラに提供された知識を学生自身が自分なりに関連付けるのはなかなか大変です。まして同じ内容に繰り返し触れることが絶対に必要な外国語の授業の場合はなおさらです。いずれも、学生にとって自分の英語力を伸ばすために親切なプログラム、授業とは何かをとことん考え抜いた末に生まれたものです。

 具体的には、まず入学から留学までの1年半は、留学を必ず成功させるという明確な目標を、本人たちだけでなく教員も掲げ、英語力強化のために《英語漬け》の日々を送ってもらいます。英語力強化のための授業は週6コマ。リーディング、スピーキング、リスニング、ライティングの4技能、なかでもアウトプットを重視し、しかもその6コマを6単位のひとまとまりとし、各技能ごとに別個に学習するのではなく、4技能を総合的に身に付けて行くことを目指します。
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 英語力の到達基準を本学なりに段階的に設定し※2、それに基づいて能力別クラスを6クラス開講します。1クラスは15人以下の少人数制とし、1セメスターを8週間ごとに2つに分け、1年半を全6クールとし、各クール終了後に到達度を測りクラス替えを行います。この間のクラス替えは5回、これまでは2回程度のところが多いと思いますが、それに比べてはるかに目標意識を保てると考えられます。この他、週1コマのTOEIC®対策の『Career English』も含め、英語の授業は全部で週10時間半。さらに新設されたラーニングコモンズでは、学部生は6単位の一環として、自発的にオンラインのeラーニングも受講し、しかもその履修状況をわれわれがすべてチェックできるようになっています。

※1:原則必修で、英語教員志望者は半年間となる。
※2:CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)などを参照している。
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大学ジャーナルオンライン編集部

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