留学では、リスク管理もしっかり、意欲も落とさせません

 これだけでもとても厳しいプログラムに思われるかもしれませんが、1年間の留学で成果を上げるには、英語力は最低でもCEFRの基準でいえばB2以上のレベルが断然望ましい。これは留学先で、いきなり正規の授業を受けるのは難しくても、近年多くの海外大学が用意しているブリッジィングプログラム※3が受けられるレベルです。留学期間は1年よりも半年のほうが成果が上がる場合もあるというデータもあるぐらい、留学先での授業内容はとても重要です。1年間、留学生のための語学準備講座(ESL)だけではモチベーションが維持できません。一方で、いきなり正規の授業についていくにはC1かC2ぐらいの力が必要です。そこで前期はESLを受けたとしても、後期にはすべての学生が、正規の授業やブリッジィングプログラムが受講できるように準備をしています。協定大学は20校からスタートします。14名の教員の中の10名が、一人2校ということで責任をもって担当します。留学先の教育内容だけでなく、宿泊施設(ホームステイ先や寮)、現地の治安まで含めて、一人の教員が責任をもって調査できるのは2校が限界。これ以上では危機管理などにも問題が出てくると思われます。いずれにしても90名の定員に対しては十分な校数です。帰国後にeラーニングによるフォローをほぼ無料で提供してくれるような協定校もあり、とても心強く思っています。

※3:留学生のための語学準備講座と正規の授業の中間にあたるもので、内容重視で展開される。

 

留学後は、ビジネスの第一線で活躍した実務家教員などから、英語プラスアルファーを学ぶ

 英語力を身に付け、海外の大学の授業に触れ意欲を高めて帰国した学生を迎えるのが、専門的、実践的な内容を《英語で》学ぶ授業を多く取り入れた「グローバルキャリア」、「国際観光」、「英語教育」の3つのラーニングコースです。帰国後に日本語による授業ばかりを受けていたのでは、せっかく身に付けた英語力や、留学先で学んだことが活用できず、英語力だけでなくグローバル感覚をキープしていくのが難しくなり、学習意欲も下がります。そこで、たとえばグローバルキャリアや国際観光の
2コースでは、海外のビジネス現場で活躍してきた実務家教員を迎え、PBLやディスカッションを多く取り入れたビジネス現場さながらの授業を行います。留学先での授業とも親和性があり、グローバルなビジネス感覚を身に付けるだけでなく、キャリアセンターとの連携で、就職活動をはじめ、卒業後のキャリア形成もバックアップします。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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