福井大学大学院工学研究科 経営・技術革新工学研究室と通信インフラ事業と地域振興事業を手掛ける株式会社ALL CONNECTは連携し、「プロスポーツクラブが地域にもたらす価値の可視化」をテーマに産学連携講義(全3回)を実施した。
2026年5月から7月にかけて実施した本講義には、学生約120名が参加。オールコネクトがオーナー企業を務めるプロバスケットボールクラブ「福井ブローウィンズ」を題材に、プロスポーツクラブが地域にもたらす影響について、学生自ら仮説を立て、調査方法を検討・実践した。
7月17日に実施した第3回の最終講義では、事前レポートから選ばれた約10グループが調査結果を発表した。あるグループは、県内在住の若者およそ70人を対象にアンケート調査を実施。福井ブローウィンズを知っている人が8割を超える一方、休日の過ごし方として試合観戦を選択する人は6.5%だったことから、認知度が高まっても十分な観戦行動にはつながっていない点に着目した。その結果を踏まえ、試合観戦だけでなく地域でのさまざまな体験へとつなげる参加型の仕組みを提案。若者が観戦に足を運ぶきっかけをつくるとともに、新たな来場者の獲得や地域内での回遊・消費につなげるアイデアを発表した。
各グループの発表後には、ALL CONNECTの地域振興事業担当者らが、実際に事業に携わる立場から講評・フィードバックを行った。講評では、調査内容だけでなく、仮説や調査結果から見えてきた価値を「相手に伝え、理解してもらうこと」の重要性についても言及し、事業を推進していくためには、その価値や目指す姿を分かりやすく伝え、共感してくれる仲間や協力者を増やしていくことが欠かせないと語った。一方で学生が調査を通じて見つけた課題にはALL CONNECTの担当者が実際感じているものもあり、学生ならではの柔軟な視点やアイデアから新たな気づきを得る機会にもなったようだ。
参考:【PR TIMES】【福井大学×オールコネクト 産学連携教育】プロスポーツクラブは地域にどんな変化をもたらす?学生が「福井ブローウィンズ」を題材に地域への影響を調査・発表
