金沢工業大学が幹事校を務める金沢市近郊私立大学等の特色化推進プラットフォーム(私大等PF)は、2023年度から、金沢市が掲げる「石川中央都市圏ビジョン」に関するリレー講座(全10回)を実施している。第4回目の講座は8月21日(月)に「メカニズムを踏まえた防災」をテーマに開催する。参加費無料、オンラインとのハイブリッド開催。

 金沢市近郊私立大学等の特色化推進プラットフォーム(私大等PF)は、学都金沢を形成する13の私立大学・短大・高専に、自治体、産業界が参画した組織。産学官が連携し、「質の高い教育」「住みやすさ日本一」「地域と産業の活性化」を目指し、様々な事業を展開している。

 リレー講座もその一環として行われ、第4回目となる今回は、8月21日(月)に、金沢工業大学環境土木工学科の宮里心一教授による「メカニズムを踏まえた防災」に関する講座を開講する。地震や津波などが災害を引き起こすメカニズムを説明し、また、多数の震災を踏まえて向上してきた防災技術の歴史を紐解き、世界から欲されている日本の防災や復興について紹介するほか、イチゴパックを使った液状化現象実験の様子も見ることができる。小学生や中学生にとっては、夏休みの自由研究としても参考になる。

<リレー講座第4回「メカニズムを踏まえた防災について」>
日時:2023年8月21日(月)13:00-14:00
場所:石川県政記念しいのき迎賓館/オンライン(同時開催)
対象:小学生(高学年)・中学生・高校生・一般対象
参加費:無料
定員:対面20名/オンライン300名(定員になり次第、受付終了)
講師:金沢工業大学地域防災環境科学研究所長・宮里心一 環境土木工学科教授
申込:専用フォームから8月14日(月)までに申込む

参考:【金沢工業大学】【夏休みの自由研究にもなる!!】イチゴパックを使った液状化現象実験も実演。「メカニズムを踏まえた防災について」 無料講座を開講

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