神田外語大学は、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として、2021年度の総合型選抜〈前期〉(10月実施・想定受験者数約300名)および学校推薦型選抜・総合型選抜〈後期〉・特別選抜・編入学試験(11月実施・想定受験者数約1000名)のすべての選抜をオンラインで実施すると発表した。

 2020年10月3日(土)・4日(日)に実施予定の外国語学部とグローバル・リベラルアーツ学部(2021年4月開設)の総合型選抜・前期では、「英語テスト(英語リスニング+英文法)」「プレゼンテーション」「質疑応答・面接」「リフレクションシートへの記入※」などを通して選考を行う。プレゼンテーションや面接などはZoom、リフレクションシートへの記入はGoogleフォームを利用するため、受験生はノートPCまたはデスクトップPCを用意し、受験することになる。

 特に英語テストについては、早稲田大学から生まれた大学発ベンチャー企業、株式会社空間概念研究所がシステム開発した、専用のオンライン試験システムを利用して実施する予定。本システムでは不正防止のためにAI監視システムを導入し、さらに英語リスニング・英文法テストでは1問ずつに解答制限時間を設け、その時間内に回答がなかった場合は自動的に次の質問に移行するといった仕様になっている。

 今後、受験生が安心してオンライン試験に臨めるよう、オンライン英語テスト体験サイトの設置や、受験生の通信環境で試験対応が可能かを確認するための事前接続テストの実施など、さまざまな対策を行っていく予定。また、オンライン試験の手法や試験内容、受験環境などについて説明する「オンライン説明会」は、2020年9月19日(土)、10月17日(土)10:00~12:30に開催する。

※リフレクションシートへの記入は、グローバル・リベラルアーツ学部のみ実施。プレゼンテーション終了後、自身のプレゼンテーションについて振り返り(リフレクション)、大学が指定するフォームに入力する。

参考:【神田外語大学】神田外語大学では新型コロナウイルス感染症拡大防止対策として2021年度の学校推薦型選抜・総合型選抜・特別選抜・編入学試験をオンラインで実施します

大学ジャーナルオンライン編集部

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