中京大学は、三重県立四日市南高等学校と高大連携教育活動を行うと発表。その活動の一環として、‟あずきバー”など菓子事業で知られる井村屋株式会社(三重県津市)の協力のもと、総合政策学部坂田隆文研究室の学生と、同高校の生徒が共同で商品を企画し、同社に提案発表を行う。

 高大連携教育活動は、2014年に文部科学省より公表された「新しい時代にふさわしい高大接続の実現に向けた高等学校教育、大学教育、大学入学者選抜の一体的改革について」の答申以降、連携事業の推進が求められている。今回の取り組みは、そこに産業界も交えるという点で全く新しい試みであり、従来の高大連携教育活動や産学連携教育活動に大きな一石を投じると期待されている。

 なお、今回プロジェクトに参加する同ゼミは、坂田教授のもとマーケティングや商品企画、マネジメント、経営戦略といった課題に取り組んでいる。実際のビジネスケースを用いたディスカッションや産学連携による商品企画をはじめとしたPBL(Problem-based learning:課題解決型学習)方式をもとにした“アクティブラーニング”を通して、社会で求められる能力を伸ばすことが目標だ。

 2016年12月に行われたプロジェクトの第1回は、坂田教授が四日市南高校の生徒23名に、社会人をめぐる状況や商品企画を行う上での視点と方法などを講義した。後半は生徒同士でグループワークを実施。アイデアの出し方やワークの進め方について、坂田ゼミの学生がチューターとして生徒たちのサポートを行った。

 参加した同ゼミの宮信一輝さん(総合政策学部2年生)は「高校生といえども、物怖じしない、積極的な発言が多く、自分の意見を伝えようとする前向きな姿勢が前面に出ており、楽しくディスカッションができました。 高大産連携というなかなかない貴重なプロジェクトを今後このチームメンバーと行い、1つの商品を作り上げていくこのプロジェクトが今から楽しみです。」と語っている。

 今後は、第2回、第3回と企画立案作業が行われ、3月12日の最終回では、企画した内容を井村屋常務取締役に発表をする予定だという。

参考:【四日市南高校】「中京大学・坂田ゼミ」コラボ企画『商品開発を提案する』
【井村屋株式会社】
【中京大学】総合政策学部坂田隆文ゼミ

中京大学

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大学ジャーナルオンライン編集部

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