通信制の放送大学(千葉市美浜区)は2028年度から教養学部の授業料を値上げする。特別聴講学生、夏季集中科目履修生も含む教養学部の全学生が対象となるが、大学院文化科学研究科の授業料は据え置く。

 放送大学によると、値上げは1単位当たりの授業料6,000円を7,000円に引き上げる。適用は新入生、在学生とも2028年度1学期の授業からになる。大学院修士課程の授業料1万2,000円、博士後期課程の4万8,000円は現状通りとする。

 値上げの理由は質の高い教育維持に向けたコンテンツの研究・開発。放送大学はこれまで、自助努力による収入増や業務効率化による経費削減で必要な研究・開発費用をひねり出してきたが、近年の物価高騰、人件費上昇で値上げやむなしの結論に至った。

 これに伴い、教務情報システムへの学習履歴を活用した履修科目の推奨機能追加、電子学生証の発行、スマートフォンによる教材閲覧システム導入、外部機関と連携したセミナーの開催など学習環境の充実に取り組むのに加え、名誉学生の再入学にかかわる負担軽減、経済的な理由で修学継続が困難な学生に対する支援の拡大などを順次進める。

参考:【放送大学】2028年度からの教養学部授業料の改定について

放送大学

大学ジャーナルオンライン編集部

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