上智大学は、2022年11月19日(土)、第12回上智大学全国高校生英語弁論大会(ジョン・ニッセル杯)を開催する。現在、参加者を募集中。上位6位までの入賞者は、上智大学に入学して申請すると授業料が減額される。

 上智大学では、高校生たちが英語で発表することを通じて、英語力の向上を図るとともに、将来世界を舞台に活躍する人材として成長するきっかけを掴んでもらいたいと、2011年度に「ジョン・ニッセル杯」を創設した。ジョン・ニッセル杯とは、上智大学で長年にわたって教鞭をとった故ジョン・ニッセル氏にちなんだもの。

 参加対象は、日本国内の高等学校、インターナショナルスクールおよび文部科学省が認定した在外教育施設に在籍する高校生で、本選に出場できる者。弁論の長さは4分以上5分以内。2022年度の弁論テーマは“Coexistence for a Sustainable Future”。審査基準は、英語の文法、発音、プレゼンテーション技術のほか、主題の選択、文章構成、スピーチとしての説得力、内容の独自性など内容面も重視して審査する。

 本選には、1次審査を通過した20名が出場。上位6位までの入賞者が将来上智大学に入学した場合、本人の申請に基づき、修業年限(4年間※ただし継続審査あり)の授業料を順位に応じて減額する。1位は授業料相当額、2~3位は授業料半額相当額、4~6位は授業料3分の1相当額が減額される。

 参加を希望する高校生は、弁論原稿や録音データなど指定された提出物を2022年8月24日(水)※消印有効までに、言語教育研究センター英語弁論大会係まで郵送する。1次審査を通過した本選への出場者20名は、2022年10月初旬頃発表される予定。

 募集要項および参加申し込み用紙は、上智大学言語教育研究センターのホームページからダウンロードできる。

参考:【上智大学言語教育研究センター】ジョン・ニッセル杯

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