Natureとソニーグループ株式会社は、2025年3月6日より、2026年度「Sony Women in Technology Award with Nature(ソニー・ウィメン・イン・テクノロジー・アワード・ウィズ・ネイチャー)」の公募を開始する。
この賞は、研究およびキャリア形成において重要な時期にある優れた女性研究者を支援することを目的として創設され、科学、工学、数学を含むテクノロジー分野において、社会や地球にポジティブな影響をもたらす研究を行っている、キャリアの初期から中期にある3名の優れた女性研究者を表彰する。応募期間は、2025年3月6日午前0時(日本時間午前9時)から2025年5月30日午後11時59分(日本時間2025年5月31日午前8時59分)まで。
各受賞者には、研究活動を推進するための賞金 250,000USドルが授与されるとともに、NatureのWebサイトで成果を紹介する機会が提供される。なお、受賞者は2026年初頭を目途に発表する予定。応募内容は、独立性を確保したグローバルな審査委員会によって、その課題の難度や革新性、優れたコンセプト、影響力、社会的意義などの観点で選考される。審査委員会は、Nature編集長マグダレーナ・スキッパー氏やソニーグループ株式会社執行役副社長CTO北野宏明氏に加え、テクノロジーや科学分野の第一人者で構成される予定。
北野氏は「Sony Women in Technology Award with Natureの初代最終候補者と受賞者を11月、2月にそれぞれ発表しました。受賞者の方々は、研究室の外でも実社会に影響を与えるような、魅力的で学際的な研究の先駆者です。今年の応募者もまた卓越性を体現し、グローバルに広がる研究者コミュニティーのさらなる発展に尽力してくださると期待しています。キャリアの初期か、中期かに関わらず、研究者の皆さまからの応募をお待ちしております。そして、皆さまの研究への熱意を後押ししたいと強く思っています」とコメントした。
参考:【Springer Nature】「Sony Women in Technology Award with Nature 2026」の応募受付を開始