信州豊南短期大学(長野県辰野町)を運営する学校法人信州豊南学園は理事会を開き、幼児教育科の学生募集を2027年度以降停止することを決めた。深刻な定員割れが常態化していたためで、信州豊南学園は学科の維持が限界に達したと判断した。言語コミュニケーション学科は今後も継続する。

 信州豊南短期大学は1983年、信州豊南女子短期大学として開学、2000年度に男女共学化して信州豊南短期大学に改称した。幼児教育学科は2008年度の開設で、幼児教育や保育に携わる人材を約700人輩出し、地域に貢献してきた。設置者を2024年度、設立から運営してきた豊南学園(東京都豊島区)から新たに地元で新設した信州豊南学園(辰野町)に移し、地元の高校などと連携協定を結んで地元密着で学生確保に努めたが、入学定員100人に満たない状態が続いていた。

 言語コミュニケーション学科(入学定員100名)は図書館司書、心理・医療福祉、サブカル・日本文学、英語・国際文化の4コースを継続するほか、2026年度から観光コースも新設する。

 信州豊南短期大学の幼児教育学科が募集停止すると、2027年度以降に学生募集を行う保育士養成施設(専門学校・大学校含む)は、長野県内に8校となる。北信エリアの長野市に4校、東信エリアの上田市に1校、中信エリアの松本市に1校、南信エリアの諏訪市と飯田市にそれぞれ1校と長野市に集中している。

参考:【信州豊南短期大学】信州豊南短期大学 幼児教育学科 学生募集停止について

信州豊南短期大学

大学ジャーナルオンライン編集部

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