SNSとブログを活用した積極的な情報発信

一方、千葉先生のゼミでは、「観光とメディア」をテーマに、どういったメディアで道の駅「果樹公園あしがくぼ」について情報発信していくべきか、という検討が行われました。 「最終的に絞り込んだのは、インスタグラム、フェイスブック、大学公式ブログの3媒体です。若年層に訴求しやすいSNSとブログを活用して、『果樹公園あしがくぼ』についての情報を全国に発信していこうと考えました。旅行業界情報サイトのトラベルビジョンさんにご協力いただき、情報発信の基本について、学生にレクチャーをしていただきました」（千葉先生）

千葉ゼミでは、道の駅「果樹公園あしがくぼ」とその周辺を取材し、この地域のランドマークともなっている三菱マテリアル横瀬工場など、新たな観光資源となりうるスポットを視察。横瀬町の富田能成町長や関係部署の方々と観光振興のあり方などについて意見交換を行いました。

「今の若い人は、車を持っていない人がたくさんいます。ただ、『果樹公園あしがくぼ』は芦ヶ久保駅にも隣接しているので、鉄道を利用して横瀬町を訪れる可能性のある人に訴求するため、西武鉄道株式会社さんとのタイアップ企画に向けての検討と調整を現在進めています」（千葉先生） （棚田の中を歩いている写真）

今回、千葉ゼミと堀木ゼミから提案されたアイデアを軸に、平成29年度はそれらの実現に向けた働きかけとともに、さらなる新しいアイデアの検討も進めていきたい、と千葉先生と堀木先生は話しています。学生の目線ならではのフレッシュなアイデアが、横瀬町の将来を鮮やかに彩るようになるかもしれません。

・淑徳大学 経営学部　観光とメディアゼミ
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