家事や仕事との両立の実際
大学入学当時はパート勤務をしており、一方で中学2年の長男と小学5年の次男の子育てもしていました。そんななかで学びを進めるために、気力体力を温存できるように家事のやり方を変えました。掃除は何かのついでに行うことにし、洗い物は1日1回にまとめるなど家事の効率化を図りました。また、仕事はできるだけ家に持ち帰らないようにしました。メールやLINEの対応は1日1回。どこかで時間を作って、返信などはまとめて終わらせるように心がけ、20:00から翌6:00まで通知音は鳴らさないようにしていました。
学修時間は、平日であれば20時半から2時間以上を充てていました。レポート課題があるときは、平日に草案を書き、休日に校正し、さらに一日空けた後でもう一度確認してから提出しました。
20代と比べて記憶力が落ちていることもあり、読解・復習にかける時間は増えました。復習しようと開いたノートの内容が、初見かと思うくらい記憶に無いということもありました。そこでAIを使い、記憶と理解を助けてもらいました。勉強したことや、わからないことなどを、AIを使って日々記録をしておくと、私の「なんだっけ?」という質問に答えてくれます。工夫をしながら進めていきました。
〇在学中のリフレッシュ方法
学修に疲れたときは、寝てしまうのが私のリフレッシュ方法。夜に限らず、仕事から帰ってきてからも、30分から1時間程度寝て、体力を回復させてから勉強や家事をしていました。
〇モチベーションを保つ秘訣
私は親でもあるので、子どもたちに恥じないよう、「最後までやり抜く意地」を持って、学生生活を送りました。もちろん疲れてしまうことはありましたが、大学卒業後に小中学校に日本語教員として勤めたいと考えていたので、卒業は通過点とし、予定通り卒業するものとして就職活動もしていました。卒業後の目標があると、モチベーションの維持に繋がると思います。
※学修時のイメージ

日本語教員をめざす学生が大学に進むメリット
大学の授業で印象に残っているのは、「日本語教育と音声」と「日本語教育文法Ⅱ」です。特に「日本語教育と音声」では、日本語学習者の音声を聞いて特徴を分析し、レポートを作成しました。その際に事例となる学習者をYouTubeで探したのですが、母語によって日本語の誤用にも特徴があることがよくわかり、とても印象に残っています。
日本語教育以外の科目では、「教育・学校心理学」での学びは、小学校の現場で、子どもの心理と行動を考える際に活かされています。また、「行動の科学」で学んだエリクソンの漸成発達理論(生涯にわたる人間の発達を8つの段階にわけ、各段階に特有の心理社会的課題があるとする理論)は、私自身の人生を振り返り、これからの目標を具体的に考える時に役立っています。
20代と違い、目標がしっかりあったため、学びたいという気持ちで学べる楽しさは、日常生活における気持ちも前向きにしてくれました。また、日本語教育だけでなく、他の科目を学べたことで、日常においても、様々なことに興味関心を持って生活するようになりました。
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