「世界大学ランキング」で権威のある英国の教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(以下、THE)を有するTES Globalは、国内総合パートナーであるベネッセグループの協力のもと、大学の教学改革やグローバル化の推進に向けて2017年3月30日、「THE世界大学ランキング 日本版2017」を発表した。

 
 世界版ランキングでは「研究力」を軸に据えているが、日本版ランキングは、日本の教育事情により即した形で大学の魅力や特性が表れるように、大学の「教育力」を測る設計になっている。指標は「教育リソース」「教育満足度」「教育成果」「国際性」の4分野11項目で構成。国内における既存の大学ランキングは、入学時の学力を軸に作成されているものが多いが、同ランキングは、学生の学びの質や成長性に焦点を当て150大学をランキング。

 TES Globalとベネッセグループは、この日本版ランキングを順位だけではなく、大学独自の魅力や特性を客観的に把握するツールとして活用して欲しいと言う。なぜなら現在、日本では高等教育に関する3つの改革「高大接続改革」「大学教育改革」「大学経営改革」が進んでおり、経営と教育へのPDCAサイクルの導入や、データ収集と分析を行うIR(Institutional Research)の活用が必要とされているからだ。

 また、国内の18歳人口が減少する中で、世界中の大学進学希望者に日本の大学の魅力を多様な側面から伝えていくことは重要であり、同ランキングが国内外の学生たちの大学選びの参考となることも目的としている。

 なお、ベスト5は1位 東京大学、2位 東北大学、3位 京都大学、4位は名古屋大学と東京工業大学という結果になっている。

参考:【株式会社ベネッセホールディングス】「THE 世界大学ランキング 日本版 2017」発表(PDF)

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大学ジャーナルオンライン編集部

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