佐藤国亮さん(2013年3月芝浦工業大学電気電子情報工学専攻修了)が2011年に立ち上げたプロジェクト「cocoa motors.(ココアモーターズ)」は2015年10月から、カバンに入れて持ち運びができる世界最小の電気自動車WalkCarの予約販売を開始します。

WalkCarの最新試作機はノートパソコンサイズの本体にバッテリー、モーターと4つのタイヤが搭載されています。およそ2kgという重量でカバンに入れて持ち運び可能で、いつでも取り出して乗ることができます。上に乗り体を傾けることでカーブ、アクセル、ブレーキの操作を行います。佐藤さんは学生時代に電気自動車の制御システムの研究に従事しており、プロジェクトは個人で進められています。

cocoa motors.は2011年にMOVIDA JAPAN(モビーダジャパン)の第一期スタートアッププログラムに採択されたことで立ち上がりました。MODIVA JAPANは起業家に対して講習・合宿を通した指導、オフィスの提供などのサポートを行っています。さらに今後はアメリカでの注目度を調べる目的も兼ねてアメリカのクラウドファンディングサイト「KICKSTARTER」を利用した資金調達を行うとしています。

カバンから乗り物が出てくる時代となるとドラえもんに一歩近づいたように感じます。そのようなアイデアを諦めずに実現に向かわせたサポート体制も今後益々注目が集まるでしょう。学生時代に思いついたアイデアはどんなにいいものでも、それを事業化するハードルの高さから断念する人も少なくありません。あるいは事業化という発想にも至らない人がほとんどかもしれません。しかしアイデアがある人にとってチャレンジしやすい社会ができつつあります。

 

出典:【芝浦工業大学】~世界を驚かすアイデアを~ 佐藤国亮さん(2013年3月電気電子情報工学専攻修了)が“持ち運べるEV”を開発中cocoa motors.MOVIDA JAPAN

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大学ジャーナルオンライン編集部

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