筑波大学は、スポーツ各部のマネジメント強化などを目的とする「アスレチックデパートメント」の設置準備室を置いた。日本版NCAA(全米大学体育協会)設立に向けた大学改革の一環で、設置準備室の室長として米大手スポーツ用品メーカー「アンダーアーマー」日本総代理店「ドーム」(東京)の安田秀一社長を客員教授に任命した。

 筑波大学によると、アスレチックデパートメントの設置は選手の安全確保や適正な会計管理を進め、大学のブランド力とスポーツ事業の向上を図るのが狙い。
日本の大学スポーツは長く任意団体による課外活動と位置づけられてきた。学内から多大な持ち出しをするとともに、大きな大会だと数万人の観客を集める興行を開くなど実態とかけ離れた状態が続いているともいわれている。
大学のシンボルとなるべき体育会活動が一般学生やOBに十分認知されず、スポーツによる発信力を大学も活用しきれていない。アスレチックデパートメントの導入でこうした課題の解決に挑む。

 筑波大学とドームは2016年11月に大学スポーツのブランド価値向上や組織改革、収益力強化に取り組む包括的協定を締結した。大学内にはアスレチックデパートメントの店舗が設置され、野球部やラグビー部などがユニホームとエンブレムを統一している。

筑波大学

文系、理系から体育、芸術にまで及ぶ学問を探求し、学際融合、国際化への挑戦を建学の理念とする未来構想大学。

筑波大学は1872(明治)年に開校されたわが国初の師範学校が始まりです。その後、昭和48年に移転を機に東京教育大学から筑波大学へと変わりました。現在の教育体制は9学群、23学類ですが、学生は枠組みを超えて講義を受けることができ、創造的な知性と豊かな人間性を備え[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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