日本学術振興会は、2017年度大学の世界展開力強化事業「ロシア、インド等との大学間交流形成支援」の選定結果を発表した。

 大学の世界展開力強化事業とは、国際的に活躍できるグローバル人材の育成と大学教育のグローバル展開力の強化を目指し、日本人学生の海外留学と外国人学生の戦略的受入を行うアジア・米国・欧州等の大学との国際教育連携の取組を支援することを目的とした事業。2017年度は「ロシア、インド等との大学間交流形成支援」として、両国の大学との間で「交流推進プログラム」と「プラットフォーム構築プログラム」の2つの事業に対して重点的に財政支援を行う。

 その支援対象となる事業を全国の国公私立大学から募集し、ロシアの「交流推進プログラム」 計7件、インドの「交流推進プログラム」計2件、ロシア、インドの「プラットフォーム構築プログラム」各1件が採択された。

 ロシアの「交流推進プログラム」に採択されたのは、千葉大学、東京外国語大学、東京工業大学、金沢大学、長崎大学と福島県立医科大学(共同申請)、東海大学、近畿大学。

 長崎大学と福島県立医科大学(共同申請)の「日露の大学間連携による災害・被ばく医療科学分野におけるリーダー育成事業」は、ロシア連邦保健省などロシアの3機関と国立ベラルーシ医科大学などベラルーシの2機関と連携していく。東海大学の「ライフケア分野における日露ブリッジ人材育成」は、モスクワ国立大学など計5機関と連携していく。

 インドの「交流推進プログラム」に採択されたのは、北海道大学の「持続可能な輸送システムと社会インフラ構築のための国際共同研究力育成プログラム」と、広島大学の「先端技術を社会実装するイノベーション人材養成のための国際リンケージ型学位プログラム」。北海道大学はインド工科大学ボンベイ校など3機関と、広島大学はインド工科大学デリー校など6機関と連携する。

 また、「プラットフォーム構築プログラム」で、ロシアとのプログラムが北海道大学と新潟大学(共同申請)、インドとのプログラムが東京大学に採択された。補助金基準額は、「交流推進プログラム」が年間4千万円、「プラットフォーム構築プログラム」が年間1千万円で、補助期間は最大5年間となっている。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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