文部科学省は、学長のリーダーシップで独自色を打ち出した研究に取り組む私立大学を予算面で重点支援する「私立大学研究ブランディング事業」をスタートさせるのに伴い、計画書と事業調査回答書の提出を求める私学助成課長名の通知を発送した。

 文科省によると、この事業は文科省が認めた事業を実施する私立大学に対し、経常費、施設費、設備費を一体として重点支援するもので、2016年度予算で72.5億円が確保されている。

 2016年度の選定予定校は短期大学を含めて30~40校。地域の経済や社会、文化の発展に寄与する社会展開型、先端的で国際的な研究を進める世界展開型の2タイプに分け、計画内容を学識経験者で構成する事業委員会で審査し、決定する。

 各校の申請は社会展開型、世界展開型ともそれぞれ1件まで。2016年度の私立大学経常費補助金不申請、不交付校は対象外となる。社会展開型は3大都市圏、収容定員8,000人以上の大学は申請できない。

 支援期間は3~5年。私立大学経常費補助金の特別補助で2,000~3,000万円を想定、研究施設や設備が必要になる場合は計画内容を審査して上乗せ補助する。取り組み期間が5年間となるときは4年目に3年目までの中間評価を実施する。

 選定された私立大学には、各校のホームページなどで各年度の事業進捗状況に対する自己、外部評価の公表を求める。計画書などの提出期限は8月22日。10月ごろに支援対象校を決め、年末から年明けに交付決定する。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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