洗足こども短期大学(神奈川県川崎市)は2027年度以降の学生募集を停止する。現在は幼児教育保育科が開設されており、音楽教育をはじめ独自のカリキュラムで1万人以上の卒業生を幼児教育や保育の現場に送り出してきた。就職率28年連続100%を誇るも、18歳人口の減少と若者の四年制大学志向で学生の確保が難しくなり、開設以来60年余の歴史に幕を閉じる。

 洗足こども短期大学によると、同校は大正時代の1924年、現在の東京都で設立された平塚裁縫女学校が前身。戦後の1962年に短大となった。現在、開設学科は幼児教育保育科だけだが、前身の幼児教育科は1965年に開設されている。かつては音楽科、英文科が開設されていたが、音楽科は1999年度、英文科は2005年度で学生募集を打ち切っている。

 神奈川県全体における短期大学幼児教育系学科の平均定員充足率は2025年度で約60%(US進学総研調べ)。2026年度より募集停止した短大もあったが、他の短大における募集改善は見られていないようだ。

 洗足こども短期大学は東急田園都市線・大井町線溝の口駅から徒歩8分、JR南武線武蔵溝ノ口駅から徒歩8分の溝の口キャンパスにあり、キャンパス内に併設校である洗足学園音楽大学、洗足学園大学附属幼稚園、附属小学校、附属中学高等学校がある。

参考:【洗足こども短期大学】洗足こども短期大学 2027年度以降の学生募集停止について

洗足こども短期大学

大学ジャーナルオンライン編集部

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