2019年3月に卒業を予定する大学3年生の36.6%が転職でキャリアアップしたいと考えていることが、進学支援サイト「キャリタス進学」を運営するディスコ(東京、新留正朗社長)のアンケート調査で分かった。過去12年間で最も多く、1つの会社で定年まで勤める終身雇用に対する期待が徐々に失われつつあることが、あらためて浮き彫りになった。

 調査は1月1日から10日まで、2019年3月卒業予定の大学3年生と大学院修士課程1年生(理系のみ)計1,028人(文系男子338人、文系女子273人、理系男子286人、理系女子131人)からインターネットで回答を得た。

 それによると、就職後のキャリアプランでは「1つの会社で定年まで勤めたい」と答えたのは、前年より1.5ポイント少ない48.2%で、過去12年間の調査では世界的な金融危機が表面化した2008年の45.6%に次ぎ2番目に低い数字となった。
「転職などでキャリアアップを図りたい」と答えたのは、前年より1.5ポイント多い36.6%、「ある程度会社勤めをしたら、起業、独立したい」と回答したのは、前年より0.8ポイント多い6.5%に上った。この両回答を合計すると、4割以上が就職活動前から将来の転職や起業、独立を視野に入れていることが明らかになった。

 特に文系男子は42.6%、理系男子は37.4%が将来の転職を想定しており、日本的な終身雇用に期待する考えが学生の中で徐々に小さくなっているといえそうだ。

参考:【株式会社ディスコ】キャリタス就活2019 学生モニター調査結果 (2018年1月発行)(PDF)

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大学ジャーナルオンライン編集部

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