商船三井は、フィリピンの提携商船大学学生を対象に同社の訓練施設で教育訓練を実施してきたが、最後となる7期生が座学課程を修了し、卒業式典を開いた。今後の船員教育訓練は同社が整備中の商船大学に移行する。

 商船三井によると、フィリピンの同社訓練施設MISで開かれた卒業式典には、第7期生87人と商船三井の武藤光一会長、高橋静夫専務執行役員、加藤雅徳常務執行役員、フィリピン大統領府関係者らが出席。武藤会長が「船員となれば安全運航の責任が重くのしかかるが、そんなときこそMISで培った知識や技能をいかんなく発揮してほしい」と激励した。
卒業生は今後、商船三井の訓練船や運航船で訓練を受けたあと、商船三井の船員として採用される。

 商船三井の新人船員教育訓練はフィリピン政府から大学教育相当として認可されたプログラムで、2007年からこれまでに700人以上の船員を輩出してきた。

 商船三井はフィリピンの首都マニラから南へ約30キロのダスマリニャス市で、アジア・太平洋地域で最大級となる4年制の商船大学開設を進めており、2018年6月に開校する予定。航海科、機関科があり、全寮制。敷地面積は東京ドーム2.8個分の13.2ヘクタールに及び、学生は両科併せて1学年当たり最大300人を見込んでいる。

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大学ジャーナルオンライン編集部

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