埼玉工業大学(埼玉県深谷市)は、AI(人工知能)時代に求められる人材を育成するため、2019年4月に工学部情報システム学科にAI専攻を新設する。

 このAI専攻は、幅広く社会に浸透するAIの基礎・応用・実践を学べるカリキュラムが特徴で、定員は40名。AIプログラミング言語・演習、人工知能概論、機械学習、深層学習(ディープラーニング)、自動運転概論などの科目を設置する予定である。カリキュラムの整備は日本ディープラーニング協会(東京都港区)と連携し、AIを用いて新しいビジネスやアイデアを創出できる人材の育成を目指す。

 今回連携する日本ディープラーニング協会は、ディープラーニングを事業の核とする企業および有識者が中心となって、産業活用促進、公的機関への提言、国際連携など、産業発展のために活動している機関。新設されるAI専攻では、同協会が実施するディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する「G(ジェネラリスト)検定」、ディープラーニングを実装する技能を認定する「E(エンジニア)資格」の取得を支援する予定で、この試みは高等教育機関としては日本初となる。

 埼玉工業大学は、すでにAI関連の多彩な研究・開発に積極的に取り組む研究者を擁しており、その専門分野の人材と研究体制を活かして2018年4月にはAI研究センターを設立するなど、全学的にAI関連の取り組みを強化。

 また、AIの応用例として自動運転技術に関する先進的研究開発にも積極的に取り組んでいる。2017年10月より国家プロジェクトである「戦略的イノベーション創造プログラム自動走行システム/大規模実証実験」にも私立大学として唯一実証実験に参加。お台場周辺地域、および埼玉県深谷市の公道において、自動運転の実証実験を実施するなど実績を積んでいる。

参考:【埼玉工業大学】埼玉工業大学、AI 専攻を新設(PDF)

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大学ジャーナルオンライン編集部

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