東京大学は、医療、農業の両分野で活用が広がっている電解水素水の機能解明に向け、電解水素水整水器販売の日本トリム(大阪市、森澤紳勝社長)と産学共同研究を始めました。抗酸化性を持つ電解水素水のメカニズムを物性の側面から解明し、より高機能の電解水素水の生成、活用方法を開発します。
日本トリムによると、研究期間は2016年9月末まで。東京大学工学系研究科の坂田一郎教授が研究統括となり、日本トリムの樺山繁MD室長らと研究を進めていきます。

 電解水素水は医薬品医療機器法で規定された管理医療機器「電解水素水整水器」から生成され、アルカリ性で抗酸化性のある水素を豊富に含みます。電解水素水整水器は、水道水に含まれる塩素や鉛などの不純物を浄水フィルターで除去し、抗酸化性のある水素を豊富に含んだアルカリ性の水を生成する装置です。
電解水素水を農作物に使用すると、野菜に含有する抗酸化成分の増加や収穫量増加が期待されます。日本トリムは、独自に開発した還元野菜整水器で生成された電解水素水を使って野菜を育て、商品をブランド展開しています。

 医療分野では、東北大学医学部や台湾大学医学部と電解水素水の技術を血液人工透析に応用するための共同研究を進めています。この技術が実用化されれば、患者の生活の質を向上させると期待されています。

東京大学

明治10年設立。日本で最も長い歴史を持ち、日本の知の最先端を担う大学

東京大学は東京開成学校と東京医学校が1877(明治10)年に統合されて設立されました。設立以来、日本を代表する大学、東西文化融合の学術の拠点として、世界の中で独自の形で教育、研究を発展させてきました。その結果、多岐にわたる分野で多くの人材を輩出し、多くの研究成[…]

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大学ジャーナルオンライン編集部

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